天使の里を訪ねました。

 

先日、弊社に4月から務めているスタッフと京都・嵐山にある天使の里・霞中庵に行ってきました。

こちらは先日のABCクラフト枚方店で行われた帽子講習会の受講生の方にご紹介いただきました。

天使の里とは、もともと日本画家の竹内栖鳳が大正時代に建てた別荘をボークス社(www.volks.co.jp/)が買い取り、球体関節人形(関節部が球体によって形成されている人形の総称)を展示販売されている会員限定・完全予約制の施設です。

 

日本庭園がとても美しく建物の内装も落ち着いた雰囲気で、素晴らしいところでした。

展示販売だけでなく、以下のような写真撮影スポットがあちこちにあり、持参されたお人形を置き写真を撮られ、語らい、お人形とともに寛げる場所という印象を受けました。

ご紹介いただいた方は、球体関節人形のカツラや洋服を販売されているバイヤーの方です。

月に1回はこうして京都まで足を運ばれ、長岡にあるもう1件のお店にもよく立ち寄られるそうです。

また球体関節人形に関してとても知識が深く、ご自身も40体ほどお人形を所有されています。

3時間近く滞在しましたが、気さくな方で物腰が柔らかくお話もお上手で、非常に楽しい時間を過ごすことができました。

同行したスタッフは、写真好きで自分の世界観を持ち、まるで写真集かと思うような写真をたくさん撮ってくれたので、本当に頼もしかったです。

彼女は「何も感じない普通のお人形もたくさんいたんですが、何か自分に自信を持っているお人形がいて、その子を撮るととてもいい表情が取れます。きっと、持ち主さんにとても愛されているんでしょうね。」と語っていました。

 

 

ドールハットを作ってみたいと思い、天使の里に同行させていただいたのですが、天使の里に来られている皆さんのお人形に対する並々ならぬお気持ちを肌で感じ、これは半端な気持ちで作ってはいけないな~と感じました。

 

まだまだ、これから試行錯誤しながらの製作になるとは思いますが、心強い方たちと巡り合え、今回はそれだけで大満足です。

 

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