今回ご紹介するのは、
前掛けを使用したオーダーメイドの帽子製作事例です。
ご注文内容について
ご依頼いただいたのは、
何度もご注文いただいているリピーターのお客様。
これまでのご使用経験をもとに、
お気に入りの帽子をベースにしながら、
オリジナルのパターンをさせていただいたもので、作成しています。
お持ち込みいただいたのは、
実際に使われていた前掛け(帆前掛け)。

厚手でしっかりとした生地に、
大胆なロゴや文字が入った、存在感のある素材です。
今回はこの前掛けを使用し、
オリジナルのハンチングを仕立てました。
素材を活かすための工夫
前掛けは、使える範囲が限られており、
均一な生地とは違い、裁断には工夫が必要です。
・柄の配置
・文字の見え方
・左右のバランス
などを考慮しながら、
限られた生地の中で最適な取り方を検討しています。
特に今回のように、
大きなロゴや文字が入る素材は、
どこを使うかで印象が大きく変わるため、慎重に配置を決めています。

仕上がりについて
仕上がったハンチングは、
前掛け特有の風合いをそのまま残しつつ、
帽子として自然に使える形に仕上がりました。
使い込まれた生地の質感と、
大胆なプリントが合わさり、
一点物ならではの存在感があります。
また、オリジナルパターンでの製作により、
お客様の使い方に合わせた被り心地にも配慮しています。

リメイクという選択
前掛けのような、
もともと用途のある布を再構築することで、
新しい形として使い続けることができます。
同じ素材でも、
裁断位置によってまったく異なる表情になるため、
ひとつとして同じものはできません。
思い入れのある生地や、
使い道に迷っている素材などがありましたら、
帽子としてのリメイクもぜひご検討ください。