2025年6月に発表した自社企画プロジェクト第1弾から約半年。
イケガミ帽子工房では、第1弾で得られた知見と反応を踏まえたアップデートモデルとして、自社企画プロジェクト第2弾 を2025年11月に制作・発表いたしました。
目次
Table of Contents
OEMを軸とする工房だからこその継続的な実験
私たちはこれまで、OEM生産を主軸とした帽子製作工房として、多くのブランドやショップ様のものづくりを支えてきました。
今回の第2弾も、OEMにおける設計精度・素材提案力・製品完成度をさらに高めるための開発プロジェクトという位置づけは変わりません。
第1弾で検証した
- シルエット設計
- パッチワーク構成
- 地場素材の取り入れ方
これらを改めて見直し、より完成度を高めたアップデートモデルとして再構築しました。
そして今回、新たに「Handloom(手織り素材ライン)」を追加。
機械織りでは得られない凹凸感、温かみ、経年変化を持つ手織り素材を、帽子設計へどう落とし込めるかを探る新しい実験領域です。
第2弾 展開商品ラインナップ
Crafted Hunting Ⅱ
BROWN MIX / NAVY MIX ¥18,000(税別)


スーツ地を贅沢に使用し、クラシカルで上質な雰囲気に仕上げた、大人のためのハンチング。
テーラー仕立ての端切れを巧みに組み合わせ、ひとつとして同じもののないパッチワーク風デザインが魅力です。
落ち着いた色合いと高級感のある素材感が、装いにさりげない風格を添えます。
後頭部に自然なボリュームをもたせたシルエット設計により、かぶる人の頭の形に左右されにくく、美しいフォルムをキープ。
すっきりとしたラインながら、しっかりと深めにかぶれる安心感も兼ね備えています。
一部のパネルには京都・西陣の織物工房で織られた「西陣織」を使用。
伝統工芸の気品とモダンなデザインが融合し、唯一無二の存在感を放ちます。
ビン革によるサイズ調整機能も備え、快適な着用感を実現。
さらに、つば上には兵庫・播州地区のタンナーによる牛革を採用。
しっとりとした質感と適度なハリが、帽子全体にほどよい重厚感を与え、素材のコントラストが美しく引き立ちます。
紳士に向けた、日常を豊かに彩る一点。
すべて自社工房にて丁寧に製作した、日本製の確かな品質をぜひご体感ください。
Tailor Eight Ⅱ
BROWN MIX / NAVY MIX ¥16,000(税別)


テーラー仕立ての端切れを丁寧に組み合わせ、ひとつひとつ異なる表情を楽しめるパッチワーク風デザインに仕立てました。
落ち着いた色合いと風合いが、装いに自然な品格を添えます。
今回、新たにアクセントとして、京都・宇治の老舗「昇苑くみひも」様の組紐をつば部分にあしらいました。
伝統素材をさりげなく取り入れた意匠は、クラシックな中に個性と京都らしさを宿し、上質を知る大人の遊び心を引き立てます。
さらに、つば上には兵庫・播州地区のタンナーによる牛革を採用。
しっとりとした質感と適度なハリが、帽子全体にほどよい重厚感を与え、素材のコントラストが美しく引き立ちます。
しっかりと深めにかぶれる適度なボリューム感と、飽きのこないベーシックなフォルムが特徴。
ビン革でサイズ調整も可能で、快適なフィット感を実現しています。
紳士に向けた、日常の装いに寄り添う一点もの。
すべて自社工房で丁寧に仕立てた、日本製の品質をぜひご体感ください。
Handloom Roll
BLUE MIX / NAVY MIX ¥13,000(税別)


伝統とクラフトが融合した、上質なロールキャップ。
デニムを基調に、クラウン(頭部)にはアソートのコットン素材を、
ロール部分には京都・丹後の川端デニム製作所様が手掛ける希少な手織りデニムを贅沢に使用しました。
力強さの中に繊細な温かみを感じる独特の風合いが、他にはない存在感を放ちます。
つば上には、播州の老舗タンナー・丸太産業様が仕立てたデニム調牛革を採用。
布帛のキャップながら、どこかレザーキャップのような重厚感も漂わせる、異素材の美しいコントラストが特徴です。
ナチュラルなフィット感と深めのかぶりで、シンプルながらも印象的なシルエット。
街にも旅にもなじむユニセックス仕様で、手織りの素材ならではの経年変化も楽しめます。
素材、構成、製法のすべてにおいて、“今の日本らしさ”を感じられる一点もの。
すべて自社工房で丁寧に仕立てた、日本製の品質をぜひご体感ください。
第1弾から第2弾へ — 技術を深めるための継続的な取り組み
第1弾は「自社で企画し、実際に市場に出してみる」という初めての試みでした。
第2弾は、その結果を踏まえ、設計・素材・構成をさらに洗練させた改良モデルです。
そして今回新たに加わった Handloom(手織り素材)の開発ライン は、
今後のOEM提案においても「地場素材 × 帽子設計」の新しい可能性を広げる大きな一歩となりました。
これからも“より良いOEMのために”
このプロジェクトで得た経験と技術は、すべてOEM製品の品質向上・企画提案力の強化へ還元してまいります。
あくまで私たちの本業はOEM。
その軸を太くするための研究と実践の場として、この自社企画は今後も継続していく予定です。
引き続き、イケガミ帽子工房をどうぞよろしくお願いいたします。